アソビエイト

ユニオンスクエアで、「時間」を楽しむ。ーグリーンマーケット

 

就寝したのが深夜だったにも関わらず、朝早くに目を覚ました。

 

私には、アラームより早く起きられるという特技がある。旅先なら特に。

今回も例に漏れず、日本からの長旅(もっと言えば地元からの長い長い旅)で疲れているはずなのに、その特技を発揮した。

 

窓の外は少し曇っていたが、正面に見えるエンパイア・ステート・ビルディングが私に向かって「おはよう」と言っている気がした。

 

 

今回宿泊したHotel Wolcottには、うれしい朝食サービスが付き。

朝から晩までニューヨークを隅々まで満喫する計画を立てていた私達にとって、このサービスはとても有り難かった。

 

起きた瞬間からワクワクで睡魔を吹っ飛ばした私達は、レトロなエレベーターを降りてロビーへ向かう。

エントランス横の小さなロビーにはソファがいくつかあって、早起きな宿泊客達が朝食を食べながら談笑していた。

 

ドリンクコーナーでもたつく私達に声を掛けてくれたのは、他の宿泊客の男性だった。

ポットをひとつひとつ指差してドリンクの種類を教えてくれた男性に、元気にお礼を述べた。

 

数種類あるマフィンも選び、エレベーターの方に向かおうとすると、今度はホテルの従業員らしき男性が近づいてくる。

その男性は、両手いっぱいにドリンクとマフィンを持った私達に、トレイを貸してくれた。

 

昨晩に引き続き、人々の親切心に感動しながら、部屋でマフィンを食べたのだった。

 

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 (次回ここを訪れたときはロビーで朝食を食べながら、他の宿泊客に混ざっておしゃべりしてみたいな、なんて。)

 

 

ホテルを出て、五番街を歩く。

ゴシップガールにも出てくる憧れの五番街だ。

時折、クラクションを派手に鳴らしながら行き交うイエローキャブ

通りを歩く人々が写真に写り込んでしまっても、それが絵になるので感謝の気持ちすら芽生える。

 

ニューヨークの風を感じながらまっすぐ南下すると、間も無く三角形のビルが見えてくる。

フラット・アイアン・ビルディングだ。

毎日のようにSNSで見ていたビルが、目の前にある感動。

思わず、撮った写真を友人達に送った。

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 ビルに夢中になってしまったが、今日の一つ目の目的はユニオンスクエア・グリーンマーケット。

決まった曜日しか行われていないので、滞在日数が一日減った私達は、当初予定していた計画を変更したのだった。

 

パーク内に入ると、なんとリスが私達を出迎えてくれた。

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井の頭公園のリスより明らかに大きい。

人に慣れているようで、こんなに間近で写真を撮っていても逃げなかった。

 

グリーンマーケットでは、野菜や果物、手作りのパンやお菓子が売られている。

お店を見て回っていると、ガイドブックで見て興味があった「アップルサイダー」なるものを発見した。

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1カップ2ドルの「ホットアップルサイダー」を頼むと、その場の鍋から温めたものを注いでくれる。

味はそのままアップルジュース。

ホットなのでしゅわしゅわとした炭酸は感じないが、アップルジュースをホットで飲むのは初めてで、なんとも不思議な感じがした。

 

 

平日の朝だというのに、パークで写真を撮る人、ベンチにのんびり座る人、お店で買ったパンを頬張る人。

 

ユニオンスクエアは、時間がゆっくりと流れている場所だった。

 

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